福島県議会 2021-06-29 06月29日-一般質問及び質疑(一般)-04号
具体的に申しますと、前回昨年12月に登壇させていただきました際にも強調させていただきましたように、このコロナ禍にありましても本県の取組について海外に発信していただくことによって、これまで関係を構築してこられました、例えばドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州との関係を維持、強化し、コロナ後にますます連携や信頼が深まるように努めるべきであります。
具体的に申しますと、前回昨年12月に登壇させていただきました際にも強調させていただきましたように、このコロナ禍にありましても本県の取組について海外に発信していただくことによって、これまで関係を構築してこられました、例えばドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州との関係を維持、強化し、コロナ後にますます連携や信頼が深まるように努めるべきであります。
これまで再生可能エネルギー関連産業の育成・集積は、浮体式洋上風力発電実証研究事業の実施や産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所の設立などのほか、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州やフラウンホーファー研究機構等との連携協定による企業間交流を進めるなど、先駆けの地と呼ぶにふさわしい規模で進められてまいりました。
内堀知事は、昨年10月、従来のドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州との連携に加えまして、ハンブルク州やスペインのバスク州との連携覚書を現地で締結してこられました。それを受けまして、今年度は本格的に様々な交流や実質的な連携がスタートする矢先だったとは存じますが、残念ながらとてもそのようなことがかなわない状況となってしまいました。
さらには、本産業の世界的な拡大傾向を踏まえまして、今月には、県内企業とともに、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州を訪問し、商談会を実施したところでありますが、来年度は、本産業に関心の高い中国への進出についても、検討を進めてまいります。
このような中、10月には知事がドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州及びハンブルク州、スペイン・バスク州を訪問し、各州と再生可能エネルギー関連産業分野における連携覚書を更新、締結しました。
海外との連携強化につきましては、10月に訪問したドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州において、再生可能エネルギー及び医療関連産業分野の連携をより一層強化することで合意するとともに、州首相から来年1月に福島を訪問したいとの意向が示されるなど、本県とのより強固な信頼関係を構築することができました。
さらに、来月には再生可能エネルギー関連産業が集積しているドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州に加え、新たに同国のハンブルク州、スペインのバスク州と覚書を締結し、連携関係を強めてまいります。 引き続き、福島発の先進的な施策に挑戦し、再生可能エネルギー先駆けの地の実現に向け積極的に取り組んでまいります。 その他の御質問につきましては、関係部長等から答弁をさせます。
まず、再生可能エネルギー及び医療関連産業分野で連携覚書を締結しているドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州を訪問し、これまでの企業間交流の成果を踏まえ、さらなる連携拡大と円滑化を図るための覚書を更新いたします。
本県では、こうしたASEAN地域とともにドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州との連携も進められておりますが、同州では国内外の企業、大学、研究機関などをコーディネーターが橋渡しして共同研究などを行い、そこから先進的な医療機器が開発されています。
浮体式洋上風力発電の運転開始や産業技術総合研究所の開所など、これまでの取り組みが形となってあらわれているほか、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州やフラウンホーファー研究機関との連携協定に基づく企業間交流が進んでおり、本県の目指すべき姿に向かって着実に前進しております。
こうした中、企業参入や新たな企業連携の契機となる再生可能エネルギー、ロボット関連、航空宇宙関連などの各種産業フェアにおいて、出展者及び来場者が過去最多を記録し、連携協定を締結したドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州やタイ王国との交流も活発化するなど、これまで取り組んできた成果が着実にあらわれてきております。
特にドイツ連邦共和国ノルトライン・ヴェストファーレン州、以下当該州は、我が国の成長戦力の柱に期待される医療分野において、先端技術研究や医療イノベーションの取り組みが進んでいる地域であり、中でもアーヘン工科大学は医工連携が着実に推進されており、今後数年間で19のクラスターを段階的に形成し、1万人を雇用する新キャンパスの整備を進めておりました。
私は、福島県議会議員海外行政調査においてドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州のアーヘン工科大学を視察しました。そこでは、医師だけではなく工学博士や企業なども一緒になった医療と工学の分野横断的なチームを形成して研究を進め、そのようなチームを中心として多くのクラスターが形成され、さまざまなすぐれた医療機器を開発しておられます。
医療関連産業につきましては、これまで成果を上げてきたドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州との覚書を更新し、地域間の経済交流も含めたさらなる連携強化を図ることとしました。また、6月に締結したタイ王国との連携に関する協定を活用した企業の取り組みを支援するなど、海外との連携を進めてまいります。
また、県はドイツ・ノルトライン・ヴェストファーレン州との間でも医療関連産業分野において覚書を締結し、企業間交流が進んでおります。さらに、先日タイ王国との間で医療関連産業に関する覚書を締結したとの報道がありました。県内企業の販路開拓は、国内はもちろんですが、市場拡大が見込まれる海外にも力を入れるべきと考えます。
新年度からは医療機器分野に加え、再生可能エネルギー分野でも先進地であるノルトライン・ヴェストファーレン州の企業や研修所等に県内企業の技術者等を派遣する研修プログラムを開始するなど、グローバルな視野を有する高度な人材育成に努めてまいる考えであります。 (観光交流局長橋本明良君登壇) ◎観光交流局長(橋本明良君) お答えいたします。
今回の訪問では、本県とドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州との再生可能エネルギー分野のさらなる連携に関する覚書を締結するとともに、医療機器分野での本年秋の覚書更新についても確認をしたほか、クラフト首相を初めレンメル環境大臣、デューン経済大臣など州政府の要人の皆さんと今後の交流について率直な意見交換を行い、相互の信頼関係をしっかり構築してまいりました。
これらに基づき、構想において盛り込まれた風力発電の計画的導入、水素の県内利用の推進、スマートコミュニティーの構築などの先駆的な取り組みに挑戦するとともに、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州との覚書に基づくビジネスマッチング等、県内企業のグローバルな事業展開を支援し、関係機関と緊密な連携を図りながら、再生可能エネルギー先駆けの地の実現に向け引き続き全力で取り組んでまいります。
さらに、ドイツ訪問では、ノルトライン・ヴェストファーレン州の首相を初め州政府の要人の方々にお会いし、再生可能エネルギー分野などに関して同州との信頼関係と緊密なネットワークを築いてまいりました。
海外との連携・交流につきましては、先月、初めてドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州を訪問し、再生可能エネルギーの分野に関する連携をさらに強化する覚書を締結するとともに、同州との信頼関係、緊密なネットワークを築いてまいりました。